第1章.齊藤(2015)の偏見にまみれたドリ車作りからセッティング.[2015/11/14]
ドリフトとはフィギュアスケートと同じく,美しさを競う芸術的かつ非常に高貴な競技である.そのドリフトの芸術的な面は,マシンメイク然り,走行ライン,角度の美しさにある.さらに,ドライバーには自動車を高度な技術で操作するスキルが要求される.また,ドリフターは総じて独特の世界観を持っており,ドリフトに携わる人々は多種多様である.
このようにドリフトは芸術という側面を持ちながらも,純粋なスポーツである.そのため,ドリフトはフィギュアスケートと同じく,芸術を競うスポーツである.
しかし,現在,ドリフト人口は年々減少している.この現象の原因は,ドリフトに用いるベース車両の価格の高騰やドリフトに対する世間の認識の誤りなどから生まれていると考える.
本研究では,ドリフトをしたいと考えている人々に指針を示し,新たなドリフターを生み出すことを目的とする.
本研究により新たなドリフターへの指針を示すことができた.しかし,本研究のもたらす若者たちへの影響を今後の研究により解明する必要がある.